習慣化|全都道府県でフルマラソンを完走した20年の振り返り③ ~プロコーチが継続した習慣とは~
2025/12/24
2025/12/4投稿 のつづき
リーダーの経験
私が2年任期のマラソンサークルリーダーを務めたのは、名古屋商工会議所の会員で50歳未満の経営者が入会できる若鯱会内のサークルの1つで、「マラソン修行サークル」という名の通り、年に1回みんなでフルマラソンに出るのと修行を行い、経営者に必要な心技体を作るという趣旨がありました。どうせやるなら一人ではなかなかできないことをやってみたいと思い、2年間で実現させたのが下記の通りです。
<マラソン修行サークルで実現させたこと>
・1年目修行⇒日本橋~箱根100㎞東海道ウォーク
・2年目修行⇒0合目からの富士登山
・2年目(サークル設立10周年記念行事)⇒ゴールドコーストマラソン
これらは私が「やりたい」と何をするかを明確にしましたが、その準備などどうやってするかを私も一緒に考えましたが、自分が選んだ6人のサブリーダーに担当したい行事を選んでもらって、各担当者が中心になって準備をしてくれました。今まで自分の下に部下を持ったことがなく、誰かに任せるという経験をほぼしてこなかった私には貴重な経験になりました。この2つの修行は準備だけでなくトレーニングが必要であり、近隣の幾つかの登山を登りましたし、毎年恒例のNAHAマラソンでは体を動かすモチベーションにならなかった人も「東海道を100㎞歩くなら」と体力づくりを意識してくれる人も出てきました。今でも修行に参加した人からは「あの修行はよかった。1人じゃできないからね。また100㎞歩いてみたい」と言ってもらっています。
2年間私が決めた行事はすべてうまくいきましたが、サブリーダー間の揉め事が一度ありました。片方のサブリーダーはへそを曲げてしまって「もうやれない」と言われたことがあったものの、そのサブリーダーと1対1になる時間を作っては話を聞き、彼のことを信頼と期待していることを重ねて伝えていきました。彼の気持ちが軟化したのは「そういう態度はあなたらしくないよ」と伝えたときでした。私がコーチングで学んだことですが、相手が望ましくない行動を起こすとその原因をその人性格に当てはめがちです。でも、相手を信じてその望ましくない行動がなぜ起こってしまったのかを一緒に考えることが大事です。結果、彼は冷静になって自分のことを客観視し、最後まで任務をやり遂げてくれました。
2つの修行と記念行事のゴールドコーストマラソンは普段忙しい経営者にとってはハードルが高かった部分がありましたが。やる気にさせるというよりはやりたい気にさせることがリーダーにとって大事であるとあらためて実感できました。おかげさまでゴールドコーストの参加者は予想を上回り10名が参加やる気にさせるというよりしましたし、歴代リーダー全員が参加というのも感慨深かったです。
自分のために走るだけではマラソンや走ることが好きな私でも続けられません。このマラソンサークルのメンバーが楽しんで参加してもらいたいという思いと自分自身が実現したいことを目標にしたから走ることもサークルリーダーも続けられたと思います。
走り続けるための目標
私が20年間、ジョギングを習慣化し走り続けられたのは、私の唯一の健康法と実感し、体力面だけでなく精神面、そして健診結果にも表れていることだけでなく、遠い先を見据えて目標を立てていることです。
<走る続けるための目標とアクションプラン>
目標
・完走目標サブ4(50歳まではコンスタントに達成)⇒現在はサブ4.5(直近の大会では4時間13分)
・47都道府県のフルマラソン完走(2025年11月に達成)
・フルマラソン100回完走(2035年までに達成予定)
アクションプラン
・月間100㎞以上ジョギング
・週3回ジョギング
・週1回以上筋トレで体幹を鍛える
・オフシーズンは登山やゴルフなど違うスポーツも
周りの人から「全都道府県達成した次の目標は?」とよく聞かれますが、次は100回完走です。現在69回ですので、年3回完走できれば10年後に達成できる見込みです。まだ出たことのないフルマラソンがありますのでいろんな所に走りに行きたいです。
ジョギングでスイッチをオフにする
先月たまたま脳科学者の茂木健一郎さんの講演を聞く機会がありました。先述の若鯱会の例会で、参加者は100人いるかいないかの規模だったような気がし、とても贅沢な講演というか講話でした。茂木さんは普段ジョギングをし東京マラソンにも出ている人であることはずいぶん前から私は知っており、また走ることが脳にいいことも茂木さんのいろんな記事や本で知っていたため、どんな話が聞けるかを楽しみに聴講しました。
経営者向けにと用意された茂木さんの話は、ワークとライフの線引きには無理があり、そうではなくて交感神経と副交感神経のバランスが大事ということでした。たしかに経営者や私のような個人事業主はとくにワークとライフの境目がなく、家にいるときも旅行に出かけているときも仕事のことが頭から離れないことが日常です。
ただ、茂木さんの話を聞いて、そういえばと思ったことがありました。ジョギングは走るという活動をするので交感神経(活動型の自律神経)が優位に働いているのは当然ではあるものの、普段の走りはスロージョギング©で気持ちはリラックス状態であるし、仕事のことや嫌なことは風と共に後ろへ飛んで消えて去っていくような感覚があり、副交感神経(休息型の自律神経)が優位な状態に近い気がします。一方、マラソン大会ではタイムを狙って走っていなくても少なからず何かと闘っている(時間制限や周りのランナーなど)という交感神経の働きが高く、それ故に普段以上の能力を発揮することができています。
つまり、普段のスロージョギングは脳がリラックス状態であり、マラソン大会でのいい走りは走ること、力を発揮することに脳が集中できている状態であり、どちらのジョギングも仕事のスイッチがオフになっている状態です。だからこそ、私はその感覚が仕事を続けていく上でも、人生を楽しむためにも不可欠なものであるから20年経っても走り続けられているんだと思います。
私にはたまたまジョギングが合っているだけで、他の人はそれぞれ夢中になったりリラックスできたりするものがあるでしょう。そういったものを生活の中に取り入れてプライベートも仕事もバランスの取れたライフスタイルや習慣を体現していけるといいのではないでしょうか。
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