コーチの筋トレ日記#3|行動結果を3つの視点で分析する
2024/07/06
4月からフィットネスジムを週1で通うようになった私。通い始めてから3か月が過ぎました。この3か月間でジムに行かなかったのが6月の2回。それ以外は通って自分で決めたトレーニングメニューをこなすことはできました。
毎週通うと決めたのに通えなかった原因だけでなくジムをなんとか通うことで得た結果(行動結果)についてPIC/NIC(ピクニック)分析し、この先どう望ましい行動を継続していくかを考えてみようと思います。
行けなかったのではなく行かなかった
4月と5月はきちんと週1回のジム通いができていましたが、6月の第2と第3の週は行けずじまいでした。私が20年続けているジョギングの月間走行距離も6月は少なくなりました。
<私の4月~6月の月間走行距離>
4月…66㎞(3月に2週続けてフルマラソン完走し、オフシーズンで休足月間に)
5月…100㎞
6月…70㎞
6月はジム通いだけでなくジョギングするのもままならないくらいに仕事の繁忙期でした。ただジョギングは3日走らないとすぐ衰えるため30日中11日(ちょうど3日に1日のペース)は2,3㎞という短い距離でもなんとか走りました。
とはいえ、ジムへは自宅から2.5㎞あり、通うとしたら自転車かジョギングかになるわけですが、わざわざジムへ出かけるよりもジョギングを取った結果、2週間ジムへ行かなかったわけです。正しく日本語を使うのならば、本当は「行けなかった」のニュアンスがピッタリなのですが、ジムよりもジョギングを選んだのは自分自身。だから「行かなかった」のが正しい。と、
私を20年前にコーチングをしてくれたコーチの教えから敢えて6月は2回ジムへは行かなかったとさせていただきます。
「行けなかった」と「行かなかった」。この言葉の違いを軽んじではいけません。
「行けなかった」には、本当は行きたいけど自分以外の何かのせいでそうせざるを得なかったという他責のニュアンスがあります。一方、「行かなかった」には、本当は行きたいけど、自分にはどうすることもできず行かないことを自分で決めたという主体的なニュアンスがあります。後者の方のスタンスでいるとどんな行動もどんな結果も自分が選んだこととなり前向きに今後のことを考えていくことができます。
行動の背景をつかむ
兎にも角にも私は6月の第4週でなんとか時間を作り3週間ぶりにジムへ行きました。3週間ぶりの筋トレとなると筋力低下しまだ1からのやり直しを覚悟しました。しかし、意外とそれまでのジム通いの成果が表れ、なんなくトレーニングメニューをこなすだけでなく、最近は朝起きて手を使わずに上体を起こす(腹筋を使って)ことが自然とできるようになっていました。恥ずかしながら40代まではそんなこと当たり前にできていたのができなくなったから腹筋を鍛えようと今回に至ったわけです。
ということで、私は習慣化の1つの壁である3か月の壁を突破できました。実はこれはPIC/NIC分析という問題解決技法の1つの行動分析にも当てはまる結果となりました。その例をご紹介します。
望ましい行動を促進するには、起こした行動(ジム通いして筋トレ)の後にすぐ結果が出る(ウェストが細くなる)ことになると、その行動は自然と繰り替えすようになるということです。週1回筋トレする位ですぐ成果が出ないことは私も重々承知しており、とにかく長く通うことを目標にしています。しかしありがたいことにこの3か月で腹筋が40代までの私の頃に戻ってきている実感を得られています。
これを下記の表で見てみると、PFC(良いことが将来確実に起こる)ことが筋トレの成果にいま実感してきているため、行動を適度に繰り返すといういいレベルにいることがわかります。
皆さんも行動変容、新しいことを習慣化しようとするとき、それをすることでいつぐらいにどんなプラス効果を期待できるかを考えて、アクションプランを立ててみてはいかがでしょうか。
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