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(仮)AI時代に求められる能力について考える

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AI時代に求められる能力について考える

AI時代に求められる能力について考える

2025/08/18

私がちょうど弊社主宰の読書会にてAIに関する本を取り上げる直前に、こんなネットニュースを見ました。

 

『キリンホールディングスは、経営層の意思決定を支える“右腕”として「AI役員 CoreMate(CoreMate)7月以降のキリングループ経営戦略会議に本格的に導入する』と発表したと。これはKIRIN Digital Vision2035」に基づく取り組みで、経営戦略会議に多様な専門性と意見を持ち込み、意思決定の質とスピードを向上させるのが狙いだそうです。感情を持たず忖度もしないAI役員ならば、社内の人間関係を気にすることなく冷静に意見をもらうことができるという点から見ても有効な気がしてなりません。

 

現場作業に取り組む従業員に限らず経営陣ですらAIに頼る時代のいま、私たちは人として今後どのような能力を高める必要があり、どうやってAIをつき合っていけばいいのかがいろんな所で議論されています。そこで、読書会で取り上げた1冊の本を参考に私たちが大事にしていきたい能力について考えてみたいと思います。

 

 

2030年に必要とされるスキル

イギリスのオックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授が「AIが導入されれば、47%の雇用が影響を受ける可能性がある」と論文にして発表したのが2013年でした。その後AIと雇用に関する研究がされるようになり、AIに代替されやすいのか代替されにくいのかが下記の通り予測されています。

 

デスクワークとか対人サービスとかはあまり関係はなく、定型業務が多い職業はAIに代替されやすいとなっています。

 


すでにAIや無人で行われている業務は、上図の右上に位置する「ウェイター・ウェイトレス(例:タブレット注文、料理を運ぶロボット)」「宿泊接客(例:無人チェックイン/アウト)」やスーパーやコンビニのレジなどがありますし、タクシーやバスの自動運転については国外ではすでに無人運転を実施している都市があるようですし、国内も実用化に向けた試験運転を開始しているところもあります。また、代替とまではいかないにしても頭を使う職業、業務においてはChatGPTなどの生成AIを誰もが使えるようになってからは至る所で活用されるようになりました。

 

マイケル・オズボーン教授は雇用という観点からAIに仕事を奪われないためにも2030年に必要とされるスキルとして下記の能力を挙げています。手に職を付けるというものではなく、学ぶ力、人と協力する力、相手に伝える力が必要だと捉えることができそうです。それに心理学や社会的洞察力というところからはAIが持っていない感情や心理といった人間らしい情緒という一見仕事には無関係とされそうで実は仕事を遂行するのに重要である対人関係スキル、コミュニケーションがより大事になってくると言えます。

 

 

AIによって人間の知性は無価値化される

天才プログラマーと呼ばれる清水亮さんの著書『教養としての生成AI』には「AIによって人間の知性は無価値化される」と記述されています。どういうことかというと、時代によって無価値と思われていたものが価値を持ったり、その逆もあるということです。例えば、世の中にメガネがなかった時代は知力が高いとは視力のよさも含まれていましたが、今はそうではありません。自動車の発明前までは走力に価値があり、自動翻訳機が出る前までは英語の読み書きの能力に価値がありました。翻訳に関してはAIが得意とするところであり、しかも自分のわからないことを聞けば何でも答えてくれますので、AIは知性や学歴までも無価値化していくということです。

 

つまり、これからは「どれだけ難しいことを理解しているか」ではなく、「どれだけ相手のことを思いやられるか」に、より大きな価値がある時代が来ると清水さんは述べています。それと、AIは普通の人や普通のエリートに求められるようなことがほぼ全てできることから、個性のない仕事は人ではなくAIがやるようになっていくと見ています。たしかに私が高校に出向いて、就職希望者に面接指導を行うことがあるのですが、志望動機はAIでも具体的なプロンプトを出すことで書き出すことができます。但し、自分にしか書けないものであり、且つその会社にしか通用しない志望動機はAIには書けないのと同じことです。よってその人ならではの個性、オリジナリティ(独創力)があるかどうかがAIが導き出したものか否かを見極めるポイントとも言えるでしょう

 

 

AIの時代に価値を持つ能力

清水さん曰く、これからの時代に価値ある能力の1つは、前述したようなオリジナリティでありクリエイティビティである人のやらないことをやること。誰かの真似をするにとどまらずに自分なりの工夫をしようとする能力です。そしてもう1つは、ホスピタリティといった他人を思いやる力だそうです。この2つはAIが苦手とするところであるからこそこれからの時代の人々に求められる能力であると言えそうです。

 

AIに使われるのではなくAIをいかに使うかに関していえば、表面的なことから本質を見抜き、手間を省く能力としてAIを上手に活用していくことです。清水さんの本にはワインの話が出ていましたが、AIがソムリエの代わりに銘柄を選ぶこともできるようです。

 

私は昨年からようやくChatGPTを使い始めたところですが、コーチング中にクライアントさんと言葉の定義を確認したいときに使ったり、行動のアイデアをもらったりしています。AIがソムリエの代わりができるというのを知って、それならば私が走りたいコースを、理想のロケーションやエイド代わりのスイーツのお店のリクエスト、そして走る距離からAIがパパッと案を出してもらおうかなと考えているところです。

 

将来はAIが私の代わりにコーチングをするようになる時代になってもおかしくありませんので、私しかできないコーチングというのを極めていこうとあらためて思いました。皆さんはAIの時代の中でどんなスキルや能力を高めていきたいですか。

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