新年のご挨拶　～本年で創業20周年～

あけましておめでとうございます。

本年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますことをご祈念申し上げます。

2025年は弊社にとって節目の年となります。私がコーチング業をスタートしてからこの10月で丸20年を迎えることになります。気が付けば20年という感じです。起業した頃、20年後の自分をイメージすることができなかったので、今もこうしてコーチングを生業にできていることが不思議であると同時にとてもありがたく思っているところです。

コーチという仕事は、クライアントが実現したいことを自らの行動変容で叶えられるように対話で支援する仕事であり、常にクライアントのことを信じ期待します。期待という言葉は書いて字の如し、期して待つという意味です。しかし、期待のかけ方を間違えるとそれは強制でありコーチのエゴであり、コーチングとはかけ離れたものになってしまいますので、そこは今でも意識しているところであり、コーチとして人として自らを律することは永遠の課題であると日々感じています。

また、コーチの仕事を続けられているのはご縁のおかげだと感謝いたしております。残念ながらすべてのクライアントをゴールまで伴走することが叶わなかったり、１つのセッションの中でも「さっきの問いかけはよかったのだろうか？」「あの場でこの言葉を伝えていたら…」と思い悩むことがあります。ただそれがコーチの神髄であり、クライアントと二人三脚で試行錯誤しながらゴールに一歩ずつもしくは三歩進んで二歩下がる感じになりながら、一人でも、一社でも多く新たなご縁をいただけるよう精進していく所存です。

5年後の2030年に向かってこれからもお客様とともに走り続けますので、本年も何卒よろしくお願いいたします。